生命のメッセージ展 in 三重


<新聞報道より>

命の重さ伝える 「生命のメッセージ展」
 「生命(いのち)のメッセージ展」が25日、津市羽所町のアスト津で始まった=写真。27日まで。

 開会式で、実行委員会の鷲見三重子さんは「今日から3日間、メッセンジャー(被害者)たちは、命の重さと尊さを伝えることでしょう」とあいさつ。司会を務めた高校生が、全国から集まった121人のメッセンジャー一人ひとりの名前と年齢を読み上げた。

 メーンの展示は、交通事故、リンチ、一気飲ませ、いじめなどで亡くなった121人の等身大オブジェ。夏休みにトラック事故に遭った6歳の男の子には、「会いたい、会いたい、会いたい。どうしたらもう一度会えるのかな」という母の言葉、提出できなかった宿題の絵日記、靴、帽子が添えられた。

2005年3月26日 朝日新聞



生命のメッセージ展:事故などで亡くなった人の遺品展示 アスト津であすまで /三重


 ◇コンサート、スピーチも  交通事故や犯罪で亡くなった人の遺品を展示し、生命の尊さを訴える「生命(いのち)のメッセージ展in三重」が25日、津市羽所町のアスト津4階ホールで始まった。27日まで。実行委員会のメンバーで、長男(当時16歳)を交通事故でなくした鷲見三重子さん(51)=東員町六把野新田=は「時間をかけてゆっくり見てほしい。新たな加害者を出さないためにも、自分のこととして受け止めてもらえればうれしい」と話している。  メッセージ展は、事故や事件の遺族らが「多くの人に生命の重さを考えてもらおう」と、01年に始めた。以来全国各地で開催し、今回で27回目。

 交通事故のほか、リンチなど悪質な犯罪や一気のみの強要などで命を奪われた121人の等身大パネルと靴、遺品を展示。パネルには、遺族と高校生らが寄せたメッセージが添えられている。訪れた人は、反省の色を示さない加害者に対する遺族の怒りや事故捜査などに対する不満の声、「この世には死んでいい命は一つもありません」と書かれた高校生のメッセージなどを真剣に見入っていた。

 会場には、訪れた人がメッセージを残す「天国への手紙」のコーナーが設けられ、メッセージ集やグッズの販売も行われている。午前10時から午後5時(27日は午後4時まで)。26、27日午後1時からは、高校生によるスピーチとミニコンサートも開かれる。【鈴木顕】

2005年3月26日 毎日新聞


「生命のメッセージ展」公式サイト
http://www.inochi-message.com/
生命のメッセージ展

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